学校法人福田学園 大阪工業技術専門学校 校友会(OCT)のコラムです

コラム

  • 2022.02.01

2月1日は旧暦一月一日で、旧暦の元日です。(旧暦一月は、春の始まりです)

2月1日は旧暦の一月一日で、旧暦の元日です。

 和風月名は「睦月(むつき)」、その月名の由来には色々ありますが、正月は身分の上下や老若の別なく、親族集まって娯楽遊興するという「睦び月(むつびつき)」が訛ったものと言うのが有力な説です。
 旧暦一月は、春の始まりです、中国では旧暦の元日の事を「春節」と言います、きれいな言葉ですね!
 旧暦の一月一日は、年により新暦の日付はかなり前後しますが(昨年は2月12日)、季節は旧暦のとおりに、移り変わると言われます、と言う事は、今年の春は平年並みかな?
そこで、毎年購入している「旧暦カレンダー」の今年の天気予測では、概況は「移早有雪(いそうゆうせつ)」
・季節は少し早まるも、落ち着いた一年。雪には注意(壬寅:雪害に注意)

四季の見通しは
<春> 「春野暖遊(しゅんやだんゆう)」暖かく野遊びが嬉しい春
・少し早めの春の入り。暖かく野遊びが嬉しい春。ただし大雪に注意。
※「君がため春の野に出て若菜つむわが衣手に雪は降りつつ」
〔光孝天皇(こうこうてんのう)〕

<夏> 「夏来落着(からいらくちゃく)暑いが落ち着いた夏
・穏やかで落ち着いた夏。所によっては冷害注意。
※「春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山」
〔持統天皇(じとうてんのう)〕

<秋> 「秋田楽祭(しゅうでんがくさい)残暑弱く秋祭り楽しい秋
・残暑は弱めで過ごしやすいあき。ただし台風や大雨に注意。
※「秋に田の仮穂の庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ」
〔天智天皇(てんじてんのう)〕

<冬> 「冬寂短想(とうじゃくたんそう)早めに過ぎ去り寂しさ短い冬
・早めに過ぎるも豪雪注意の冬。
※「山里は冬ぞ寂しさまさりける一目も草もかれぬと思えば」
〔源宗之(みなもとのむねゆき)〕

だそうですが、今年の参考にしてください。

OCT校友会 北九州支部 伊藤 捷治さんより

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