3月20日は二十四節季の一つ「春分(しゅんぶん)」です
3月20日は二十四節季の一つ「春分(しゅんぶん)」です
明日3月20日は二十四節季の一つ「春分」です。
旧暦の二月、卯の月の中気で新暦3月21日頃です。
天文学的には、太陽が黄経0度(春分点)の点を通過する時をいいます。
皆さんもご存知の様に、この日は、太陽は真東から昇って真西に沈み、昼と夜の時間がほぼ等しくなる日です、(しかし、実際には、光の屈折現象の為、昼のほうがやや長いようです)。
この日から昼間の時間が少しずつ長くなり、夜の時間が少しずつ短くなります。
また、この日を春の彼岸の中日と言い、祝日の一つの「春分の日」となっています、因みに、彼岸は中日(春分の日)の前後3日の計7日間で、今年の彼岸は3月17日から3月23日までです。
なお、春分点は、天球上で黄道と赤道が交わる二つの内、太陽が赤道の南から北に向かって横切る点の事で、赤経・黄経の原点となっています。
蛇足「春分の日」にちなんで
現在、私達が、「西暦」と言ったり、「旧暦」に対して「新暦」と言ったりしている暦(今年は2020年)は、1582年にローマ教皇グレゴリウス13世が、それまで使われていた、ジュリアス・シーザーの制定した暦「ユリウス暦」を改暦した「グレゴリオ暦」です。
なぜ改暦したかと言えば、千数百年間使ってきて、10日もずれてしまった「春分の日」を正しい位置に改めるためです、それではどうして「春分の日」なのかといえば、キリスト教の大切な祝祭の、キリストの復活祭(イースター)の日を正確に定めるため、なぜなら復活祭は春分の日の後の満月の後の日曜日なのだそうです、だから、「西暦(グレゴリオ暦)」は、キリスト教の復活祭を正確に定めるための暦です。 ようは、「西暦」は「キリスト教の暦」言わば「西暦」は「キリスト暦」なのです。
清明までの七十二項
初候 雀始巣(すずめはじめてすくう) 雀が巣を作り始めるころ
次項 桜始開(さくらはじめてひらく) 桜の花が咲き始めるころ
末項 雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす) 雷が鳴り始めるころ
OCT校友会 北九州エリア支部 伊藤 捷治
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