安藤忠雄さんの設計による司馬遼太郎記念館より
OCT校友会の皆さま、
平穏無事に令和2年を迎えられましたでしょうか。
幸いにも私たちの母校である大阪工業技術専門学校は、開校から100年を超える歴史を刻んでおり、それは各地の卒業生が隔てなく共有できるプレゼントだと思えます。
さて、昨年の12月に全国専門学校ロボット競技会において、大阪工業技術専門学校が団体優勝し、輝かしい令和元年となりました。
関係者の皆様、誠にありがとうございました。
近年、自然災害が多発しており、日本史が好きな私は鴨長明の作品『方丈記』を読む事があります。
阪神淡路大震災直後の建築現場で体験した事と『方丈記』が伝える古畿内の景色が重なり、建築を学ぶ初心に戻る事ができます。
『方丈記』の原文は、日本古典文学摘集のホームページで入手できますが、角川ソフィア文庫ビギナーズ・クラシックス『方丈記』もコスパ良しだと思います。
校友会の皆様と『方丈記』について学び、話し合える機会があれば嬉しく思います。
今回、ご案内したいのは司馬遼太郎記念館です。
司馬遼太郎さんが愛した庭では美しい木漏れ日を浴びる事ができ、安藤忠雄さんが設計された建築物には強い威光を感じました。
文化勲章を受章された巨匠、司馬遼太郎さん、安藤忠雄さんは、生まれも育ちも大阪ということで敬愛しております。
それでは安藤忠雄さんの設計による司馬遼太郎記念館よりクラシカルな建築短歌三十一文字詠ませていただきます。
『文豪の 遼かなこころ 刻む家 大阪人の 御霊たづねる』
平成10年 建築学科卒業 川島 瑞穂さん
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